玉川徹氏って繁華街のことなんにも知らないのな。
いま開けている店を休業させて、
そこで働いていた個人にお金を補償すればいいと言うけど、
あまりに話を単純に考えすぎなんじゃ?
店のランニングコストは人件費だけじゃないわけで、
そこさえ補えば済むって話じゃないと思うけど。
売上がなくなれば店は家賃も光熱費も払えなくなるでしょ。
冷蔵庫も冷凍庫も24時間動いてるものだし、
リースにメンテナンスにセキュリティ費用、
しかも「休業、即日、経費削減できる」ってわけでもないし。
支払いの請求書って、1か月、2か月前の分でしょ。
食材も酒も仕入れなきゃ済むという話なのだろうか?
仕入れなくても支払いはあって、
その支払いが生活の糧になっている人がまた大勢いるわけでしょ。
休業させられた店に食材を納品してた業者や酒屋はどうなるの?
そこも個人に生活費補償?
食材の生産者は? 製造工場は?
しかも人によって、稼いでいる金額が違うわけで、
生活に必要なランニングコストも全く違うと思うんですが。
そして、お客がカードで飲食代金を支払った場合、
それが店に入金されるのは少なくとも3か月先ですよ、
そういうサイクルを全部総合して毎月回っているのが
飲食店だと思うんですけど。
雇った人たちを食べさせるだけの売り上げを回している、
個人の生活費の規模を超えたお金を回しているのが経営でしょ。
営業を止めたら店は死ぬ、そしたら収束後、どこで働くの?